【SHE編集部コラム】強烈なモチベーションのためには、原体験が必要なのか

コラム

こんにちは、SHEshares編集長の大原光保子です。

よくモチベーションの源泉は、原体験にあるという話を聞きます。主に、「とても幸せだった経験を多くの人に広げたい」というハッピー伝道家タイプか、「こんなに辛い想いを他の誰にもして欲しくない」という困難排除タイプに分類されます。

もちろん他にも純粋に、「お金が稼げそうだから」とか、「楽しいから」とか、「家族のために」「見返してやりたい」みたいな色んなモチベーションがあるとは思いますが、世の中で大きなテーマを掲げ、がむしゃらに邁進している人は、原体験を持っている事が多いように感じます。

さて、そんな原体験ですが、一体どうやって見つけて、どうやってモチベーションに繋げれば良いのでしょうか。今回は実体験も合わせて、段階別にご紹介いたします。

⒈ 四六時中考え続けてしまう事にヒントは隠れている

まずは、つい自分が四六時中考え続けてしまうことを深堀りしてみてください。

例えば私の場合は、自分の母親に対して、強烈な怒りや悲しみと、相反する強い愛情を感じて生きてきました。
仕事を諦め、子育てに専念すると決めた母は、色々な期待を私にかけてくれましたが、それがとても窮屈で、反抗したい気持ちと、愛情深い母親を愛しく思う気持ちがひしめきあい、何をするにも母の顔が浮かぶような子ども時代でした。

その裏には、「母親が望むような女性になって、喜ばせてあげたい、認められたい」という本音と、「他人に強烈な期待をかけられることはある意味不幸だ。もっと自分の人生に集中して欲しい」という本音が隠れていたのです。

とにかく私は母親との関係に執着していたので、関係がうまくいかなくなると、大好きな部活や、授業も休んだりするほどでした。周りの人が聞いたら、「大げさすぎる」「悲劇のヒロイン気取ってない?」と思われたり、実際そう言われたこともあります。

でも、私にとってはそれほど重大なことだったのです。

母親と同じ一人の女性として、家庭に生涯を捧げると決めた美しい想いが、ある意味母親自身も、家族も不幸にすることがあるなんて、本当に心悲しいことだと感じましたし、今からでも母親には自分自身の人生に希望を持って、もっと楽しむことに挑戦して欲しいと強く考えていました。

⒉ 乗り越えるための他責&ネガティブ期

こんな執着するレベルの大きな出来事でなくても、つい自分が考えてしまうことや、感情が大きく揺さぶられることを思い返してみると、その裏に隠れている自分の本音が見えてきます。その本音をまだ受け入れられておらず、感情を押し殺していた場合、絶対に前に進めないので、一旦受け止めきることがとても大切です。

私の場合、それは大学時代で起こりました。

大学に入学して、少しずつ自立できるようになると、「母親の理想を叶えたい」という想いが「なんで母親のために生きなければならないんだ!」という怒りに変わってしまいました。

そのため、どんどん自己実現の道を突き進み、母親に対しては、怒りや不満をぶつけるばかりのネガティブな時期でした。

すべてを母親の責任と押し付け、「母親がもっと自分の人生を生きてくれたら、私は幸せだったのに」と究極の他責と、悲劇のヒロインに浸っていたのです。

一番ひどい時には、3ヶ月ほど家出をして、連絡も一切とらないような時期でさえありました。この時は本当に辛くて、「どうせ人間は一人なんだ」みたいなことを毎日考えて、しょっちゅう泣いていました。

⒊ 悲しみを乗り越え、ポジティブなモチベーションに転換する

そんな私に転機が訪れたのは、ある家族との出会いがきっかけでした。
そのご家族はとっても仲が良くて、一人一人が自立していて、いつでも本音を語り合いながら、みんながそれぞれの夢を叶え続けているような本当に理想の家族そのものなのですが、ある時私が悩みをツラツラ話していると、そのご両親が、ご自身の身の上話を教えてくれました。

その話を聞くと、私以上に壮絶で、ドラマのような辛い経験をされていらっしゃったのですが、「でもそのおかげで今大好きな人に囲まれて、毎日すごく幸せなんだ」とおっしゃっており、私は脳天を打ち砕かれました。

辛い経験をこれからの幸せの種にするか、「辛い辛い」と言って一生執着し続けるかは、自分次第なのだ、と。

それからは、母親のせいにするのをやめて、ゼミで今の時代の女性の生き方について調べたり、女性が自分らしく生きられる社会をつくるために邁進するようになりました。

自分自身が深く深く悩んだからこそ、同じ痛みを理解することができますし、その痛みを抜け出した先の幸せもよく知っています。ですから私が、SHEの理念である「ひとりひとりが自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中をつくる」ことへのモチベーションが下がることは決してありませんし、これが自分の人生のテーマだと胸をはって言えます。

このように、自分の中での執着対象に対する感情をきちんと受け止め切って、乗り越えた先には、強烈な確固たるモチベーションが生まれてくる、ということを人生を通して体感いたしました。

⒋ 今とくにモチベーションが沸かないというあなたは、ついふと考えてしまう事を深堀りしてみてください

私の場合は、執着がすごかったのでわかりやすかったですが、誰にでもつい考えてしまうことは絶対にあります。例えば「モテたい」とかそういう小さな思いでも、その裏を深ぼってみると、「自分に価値がないと思っているから、誰かに認めて欲しい」という執着が隠れていたりします。

その執着のもとになった原体験を深く深く思い返してみて、感情を乗り越えてみると、ポジティブな強いモチベーションが生まれてくるかもしれません。

一人で深堀りすることが苦手な方は、ぜひみんなで一緒に自分の想いを紐解いてみましょう。仲間ができるだけで、人生は変わります。

▷自分を深堀りするレッスン情報

レッスン名:「夢を叶えるmy DREAM MAPを作って2018年を輝かせよう

開催日時:2018年7月28日(土)10:30〜12:00

開催場所:SHElikes 表参道教室(※表参道駅から徒歩5分の場所です)

詳細はこちら:https://she-inc.jp/likes/courses/40/lessons/185?utm_campaign=18072810&utm_medium=shesns&utm_source=sheshares

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