フリーランスと起業の違いとは?それぞれに合う人の特徴を紹介

日本には現在1000万人あまりのフリーランスがおり、毎年20~30万人もの起業家が生まれています。

こんな時代ですから、やりたいことがあるけれどフリーランスとして働くか起業するかで迷っている、「フリーランス予備軍」「起業家予備軍」も大勢いるでしょう。

しかし、悩んでいる人の大半は、2つの違いをしっかり理解できていないものです。

今回は、フリーランスと起業の違いや、それぞれに向いている人の特徴についてお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

フリーランスと起業の違いとは

フリーランス

場所や時間にとらわれない働き方

フリーランスとは特定の企業との雇用関係がなく、個人のスキルや知識を生かして業務を請け負う働き方です。

場所や時間にとらわれずに働ける点がメリットで、起業と比べると手軽に始められます。

しかし収入が不安定で、営業や税金管理などの業務もすべてひとりでこなさなければならないため、再就職する方も多いのだそう。

収入は100~300万が6割

案件ごとに契約を結び、報酬をもらうフリーランス。

中朝企業庁の「小規模事業者の構造分析」によると、フリーランスの手取り年収は100~300万円未満が最も多く、100万円未満と合わせると全体の約6割を占めます。

300~500万未満・500万~800万円未満が残りの3割を占め、残りの1割には1億円以上を稼ぐ人もいるようです。

起業

世の中に新しい価値を生み出す

対して起業とは、自ら新しい事業を創ること。

新しいサービスや仕組みによって社会をも巻き込み、世の中をさらに良い方向へと導きます。自分の目指すスタイルに合う会社を設立するために、手続きや資金・届け出が必要な場合もあります。

フリーランスは自分のスキルや知識を生かせる仕事を受注して納品しますが、それらは既に「世の中に存在する」仕事ですよね。

しかし起業は、「世の中に存在しない」新しい仕事や価値を生み出すことなのです。

また、事業が成功すれば高収入を得られる可能性が高く社会的な信用も高い起業家ですが、リスクの高さや手続きの複雑さから「フリーランスのほうが自由がある」と敬遠されがちです。

収入は300万円以上500万円未満が最も多い

お金を生み出す仕組みをつくる、起業家。

日本政策金融公庫総合研究所によって2015年に発表された「起業と起業意識に関する調査」によると、300万円以上500万円未満が32.7%と最も多く、次いで700万円以上が25%と記載されています。

また、「年収は700万円以上」と答えた18~29歳の起業家は8.6%ですが、30~49歳は19.2%、50~69歳は41.2%にも上ります。

フリーランス、起業家それぞれに向いている人の特徴

フリーランスに向いている人の特徴2選

  1. 自己管理ができる人
  2. 向上心や好奇心があり、自分を磨き続けられる人

わたし自身もフリーランスとして働いていますが、向いているのは以上2点に当てはまる人だと心から感じます。

まず、自己管理ができる人。

フリーランスは場所や時間にとらわれずに働けますが、自由さゆえに怠惰になり、仕事を先延ばしにする人もいます。しかし仕事の詰めや管理が甘ければ、クライアントに見放されてしまうでしょう。

毎日のスケジュールや体調を管理し、他のフリーランスよりも多くの価値を提供できる自己管理能力の高い人こそが、フリーランスとして生き残っていけるのです。

次に、向上心・好奇心があり、自分を磨き続けられる人。

フリーランスは会社員と違い、働いた分だけ報酬を得られます。逆を言えば、働かなければ報酬はゼロ。

現在の収入でギリギリ生活ができても、スキルアップを図らなければ一生厳しい生活を強いられます。

ですが、向上心や好奇心を持ってさまざまな知識・スキルを習得すると、収入アップを目指せますし、スキルの掛け合わせで自分にしかできない仕事を作れる可能性も高まります。

「自分の好きなように働きたい」「自分の好きなことを仕事にして、楽しく生きたい」と考えているのなら、向上心や好奇心、自分を磨き続ける力は必要不可欠でしょう。

起業家に向いている人の特徴2選

  1. 思い当たったらすぐに行動し、失敗を気にしない人
  2. 「この世界を変えたい」と考えている人

周りの起業家や有名起業家の話を聞いていると、どうやら以上2点に当てはまる人が向いているといえそうです。

まず1つ目が、思い当たったらすぐに行動し、失敗を気にしない人。

起業をすれば、大きな壁が次々とやってきます。それも、毎日。

仮に「うまくいくかわからない」「初心者だからできないかもしれない」と口にするような人では、時間が過ぎるばかりで何も進展しないでしょう。

ですが、現在の最善策を探りながらとにかく行動に移せるタイプの人は、どんどん成長していくのです。

そのビジネスがうまくいくかわからなくても、「これだ!」と思ったらとにかくまずは主体的にやってみる、飛び込める人は、起業家に向いています。

2つ目は、「この世界を変えたい」と考えている人。

起業をする目的として、収入をアップさせたい、自由な時間が欲しい、などを挙げる人がいます。

たしかに、起業に成功すればたくさんの収入を得られるでしょう。ですが、それは成功すればの話。現代では95%程度のビジネスが失敗すると言われており、お金を儲けるために起業するのはハイリスクですよね。

では、自由な時間が欲しいとは「働きたくない」と同義でしょうか。いいえ、起業家は私たちが想像する数倍働いています。実際に、毎日20時間働いている起業家も大勢いるのです。

起業、つまり新しい価値をこの世に生み出すことの最大の目的は、「この世界をより良い方向へ変えること」

素晴らしいサービスやプロダクトを通して、この世界をより良い方向へ導きたい、という気持ちがあるのなら、あなたは起業家に向いているはずです。

まとめ

今後のキャリアをどうするべきか悶々としていた人も、フリーランスと起業の違いや向いている人の特徴を通して、自分の向き不向きが少し明確になったのではないでしょうか。

どちらへ転向するにしても、思い立った時に行動する瞬発力や主体性はとても大切です。

もしもフリーランスや起業に興味があるのなら、今すぐ始められる1歩として、以下の記事を読んでみませんか?

フリーランスについて詳しく知りたい方は、以下のインタビュー記事をぜひご覧ください。

起業について詳しく知りたい方は、以下がおすすめです。

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