何かやりたいけど、私のやりたいことって何だろう?
好きなことはあるけど、周りに自信を持って「好き」と言えるほどではないような気がしてモヤモヤ。

やりたいことを「やりたい!」と叫んで突き進んでいる同世代女子はキラキラ輝いて見えて、うらやましかったり、焦りを感じてしまったり。
SNSで発信するのが当たり前の時代、ついつい周りと比べて、こんな風に感じてしまうこともあるのではないでしょうか?

そんなミレニアル世代の女子に手を差し伸べてくれるのが、ライフスタイルプロデューサーとして活躍されている村上萌さん。北海道と東京を行き来しながらも自分らしく輝き続けている村上さんの生き方に、憧れている人も多いことと思います。

一見、ふんわり乙女なイメージの村上さんですが、実際にインタビューさせていただいてびっくり!実はとっても強くて、熱い女性で、そのギャップにますます魅了されてしまいました。

今回はそんな村上さんに、忙しい中でも「自分の野心を叶え続ける方法」について伺いました。

村上 萌さんプロフィール】

村上萌(むらかみ もえ)
今より少し先の理想のライフスタイルを提案するメディアブランド「NEXTWEEKEND」代表。「おてんばな野心を、次の週末に叶える」のコンセプトのもと、季節の楽しみと小さな工夫を提案。年に2回の雑誌刊行、その他空間やイベントのプロデュースなどを行う。

 


目次

⒈ 「続けるには変化し続けないといけない」村上萌の今の野心とは
⒉ 「整わなくても動く」一歩踏み出すために決めていること
⒊ 
「小さな選択を積み重ねる」野心を叶えるために、今伝えたいこと
⒋ 
「人生の主導権を持っているか」今日から私ができることとは


 

⒈ 「続けるには変化し続けないといけない」村上萌の今の野心とは

山越早速ですが、まずは村上さん自身の現在の野心や、今後叶えたいと思っていることを教えていただけますか?

村上:今は、社内と社外の両面で野心があります。

まず社内だと、実はわたしの会社の社員の90%は女性で、既婚率も上がっているし産休に入っている人もいたりして、社内のメンバーの女性としてのライフステージが変化してきているんです。そういった中で、みんなが働き続けられる会社を創っていきたいと考えています。

同時に社外の方では、NEXTWEEKEND読者さんたちが講師になったりイベントを開催できたりできるコミュニティを創っていきたいと考えています。

NEXTWEEKENDの読者さんは一般企業に勤めている方が多いのですが、起業をするわけじゃないけれど自分のやりたいことを見つけてパラレルキャリアを楽しんでたりとか、自己実現に貪欲な人が多いんです。

そんな風に社内の状況と社外でやりたいことを考えると、これまでの私たちのやり方、文化祭的にみんなで勢いで作っていくようなやり方を変えていかないと保たないかなと思っていて。

だからこれからは、私たちの会社が真ん中にあるプラットフォームのような形にしていかないといけないと考えています。最近始めたコーヒー屋「GARTEN COFFEE&Seasonal Wishes」はその一例としていろいろ実験をしつつ、人々が集まる場所とオフィスを分離しない形で、将来的にはコミュニティーメンバーによって勝手にイベントが行われるような公園みたいな場所を作りたいなと思っていて。

実は、それが実現できる土地や物件、パートナーをちょっとずつ探しているところです。
大それたことをするつもりはないんですけど、続けていくためには私たちも変化していかないといけないなって。

(外苑前にオープンしたGARTEN COFFEE&Seasonal WishesSHEメンバーも早速お邪魔して、その可愛さと美味しさに感動してきました!)

山越:村上さんといえば、旦那様の仕事の関係で北海道と東京を行き来する生活をしていらっしゃいますが、家族を支えながら仕事をしていく上で長期的な計画を立てているんでしょうか?

村上:夫はケガをしたら明日終わってしまうような不安定な仕事をしているので、長期的な計画は立てづらいんです。だからこそ、逆に今に全力で生きていけていると感じています。

「いつか」と先延ばしにしていると出来ないことが多くなってしまうので、計画を立て過ぎて今を犠牲にしないで、もったいぶらずに短期的な目標を着実に叶えていくこと。そうすることで環境が変わったときにも自信を持って選択することができると思います。

私の場合は結婚した人の職業がたまたま不安定だったのでこういう考え方になりましたが、世の中的にも、今は誰しも10年後のキャリアが描きにくくなっていますよね。務めている会社もどうなるかわからないし、新しいテクノロジーもどんどん出てくるし。10年と言わず5年先も描くのが難しい中で、自信を持てる距離のところだけでも積み重ねていくことがすごく大事だと思います。

山越短期的に、毎週「叶えたいこと」を決めているといった感じでしょうか?

村上:私の場合はもう自然に、考える間もなく思いついたらその場で行動しているので、立ち止まって向き合わないと叶えたいことが分からないということはないんです。

でも、世の中的には「やりたいことが分からない」という人が想像以上に多いので、そういう人たちに向けては、自分の今やりたいことを一つでもいいから絞り出して、そして実践してみることをお薦めしています。「今やりたいことは一つもないけど、将来は〜」なんて、ちょっと違和感があると思うんです。せっかく生きているなら、無理矢理にでも常にウィッシュリストを見つけること。自分で自分のやりたいことに気づいていなければ、目の前にあるチャンスにも気づけないと思うんです。運が良さそうに見える人や、楽しそうな人は、それができている人なんだと思います。


(instagramより)

⒉ 「整わなくても動く」一歩踏み出すために決めていること

山越「やりたいことが分からない人が多い」というのは確かにそうだなと感じます。
一方で、「多忙な毎日でもワクワクすることを諦めたくない」という人も多いと思うのですが、一歩踏み出すためのポイントは何でしょうか?

村上みんな真面目すぎるのではと思いますね。環境が整ったらやるとか、明日は変われると思っているところがあるんですけど、意外と状況って変わらないんです。だから、私は整わなくても動いちゃいます。

大事なのはインプットとアウトプットのバランスで、セミナーに行ったり勉強したりというインプットも大事なんですが、いつの間にかアウトプットしないまま時期が過ぎてしまうこともありますし、小出しにしてみると分かることもあるので出していった方がいいです。

これを、わたしは”小出しアウトプット”と呼んでいます。

SNS上で言葉にしてみるとか、誰かに話してみるとか、誰かを誘ってみる中で、他人からの反応や自分自身の実感として「ちょっと違ったな」とか「もう少しこうしたほうがいいな」という工夫も生まれてきます。

そういう実感を得ようとせず、いつかできる自分になれると思っているから、自信がなくなってしまったり、本当にやりたいのか分からなくなってしまったりするんです。

一生懸命な人ほど完璧な自分でなんでもやりたいと思いがちなんですけど、「そんな自分ってなかなかなれないよね」と割り切っちゃって行動したほうがいいかなと思います。とにかく小出しにしていけば何かしら形ができてくるから。

山越村上さんは、叶えたいことがたくさんある中で捨ててきたものってありますか?

村上:捨てている認識はないですが、選んでいる認識はすごくあります。さっきのインプットとアウトプットの話と同じなんですけど、やってみるから次のことを選べるんですよ。そして選んだからこそまた次もやれる。

選んだことがない人、例えば「あの人が言ってたから」という受け身の選択をしている人は、進んでいたとしても自分で選んでいないので自信がなくなってしまう。そうすると次も自分で選べなくて、行動ができなくなってしまいます。

なので、私も厳密には「選ぶ」という行為をするために、たぶん何か捨ててはいるんですけど、「捨ててるのか選んでるのか」ってことはあまり考えていないんです。


(instagramより。妊娠中でも無理のない範囲で楽しむのが村上さんらしいです)

⒊ 「小さな選択を積み重ねる」野心を叶えるために、今伝えたいこと

山越:村上さんの生き方に憧れる女性はすごく多いと思うのですが、全ての人が自分の野心を叶えるために、伝えたいことはありますか?

村上:まずは自分で選んで、その選択に満足することが本当に大事です。

仕事や結婚といった大きなことじゃなくても、例えば今日のお昼ごはんとか小さな選択を自分ですること、小さな選択を積み重ねることが自信に繋がって、より大きな選択をすることができるようになっていきます。

今日の小さなことを「だって私はこう思ったから」とかで選んでみる、自分なりにちゃんと選択してみる、そして選んだ時の実感とか、その喜びみたいなものを他の人に共有してみると、だんだん自分らしさが分かってくると思います。”自分の毎日に能動的になればいいんじゃない?”ってことになるのかな。

選択して失敗しても、「じゃあ次こうしてみよう」と思うことがオリジナルなので、まずは選んでみる、動いてみると自分のオリジナルの気持ちが絶対見えてくると思います。

山越村上さんがそのように考えるようになったのは、今までのご経験が元になっているのでしょうか?

村上:私の父も経営者なのですが、良い時と悪い時で分かりやすく波があったので、ある意味不安定な仕事でした。同時に夫も不安定な仕事で、常に「来年ここにいるか分からない」という状態で、昔から安泰というのを感じたことがなかったのが逆に良かったのかもしれません。

今の時代って物も何もかも揃っているし、情報もいくらでもあるので、NEXTWEEKEND的にお伝えすると、必要なのはカスタマイズ”なんです。一般的に言うと編集という言葉になると思うんですが、編集って「物と物を合わせて価値のあるものに変える」と言う意味ですよね。

生み出すとか開発すると言う訳では無いけれど、そのものをそのものとして見るのではなく、自分の味に仕上げてカスタマイズしていく。 自分のキャリアも過去も、身の周りの出来事などをかけ合わせるだけじゃなくて、それを自分にとってどういうものにしていくかを考える姿勢が、今の時代には大切だと思います。


(Instagramより。自分の小さな野心(wish)をかなえていく『週末野心手帳』も発売中)

⒋ 「人生の主導権を持っているか」今日から私ができることとは

お忙しい中でのインタビューでしたが、迷いのない力強い言葉たちを聞いて、村上さんに多くの女性が憧れ共感する理由が分かった気がしました。それは、自分自身で人生を決めて切り拓いている姿です。

自分らしさを貫くこと、自分で決めて行動してみること。
分かってはいるけどなかなかできないことだと思います。

でも、今の自分は日々の小さな意思決定の積み重ねでできているのだから、自分の人生の主導権を自分で持つということが大切。
今日この瞬間に何もしないのはもったいない、と心から感じました。

新年を迎え、新たな気持ちで何か始めたいと思う時期です。
まずは目標を自分で決めて、家族やパートナーに伝えてみることが小さな初めの一歩になるのではないでしょうか。

SHE likesでは新たな一歩を踏み出そうとしている皆さんを全力で応援します。
皆さんの目標を、レッスンでぜひ私たちにも聞かせてください。

村上萌さん、ありがとうございました!

無料体験レッスンはこちら↓

 

【取材】

フリーランス編集者/ライター 山越栞(やまこし・しおり)
明治学院大学文学部英文学科卒業。小学生の時の夢は小説家。中学高校とファッション誌の世界に憧れ、編集者を夢見るようになる。就職活動のときに「得意と好きが一致する仕事がしたい」とライターを目指し、書籍の編集プロダクションに新卒入社。約2年間の経験を積んだ後にフリーランスとして独立。現在はSHEshares編集部のほか、株式会社リブセンスにてコンテンツマーケティングチームのリーダーもしています。文章・編集・発信などをキーワードに、人々の生活がちょっと素敵になるお手伝いを目指して活動中。

【執筆】

SHEshares ライター 小野 なほ実
1992年生まれ、3人姉妹の真ん中っこ。
楽観的な性格で、高校時代にチェコに留学、大学時にはベトナム企業でのインターンなど自由に過ごす。新卒でリクルートジョブズに入社、経営企画と人事を経て、現在は株式会社キッズラインで人事を担当。
プライベートでは25歳で結婚、家も購入し、週末には夫婦でボードゲーム会を主催。
最近は家に遊びに来てくれたゲストのためにご飯を作るのが楽しみ。
Twitter:@papocz
instagram:@naho_okw

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