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兎にも角にも、私は「私」という人生を「大満足」しながら生きてみたい。

コラム

急ぎすぎるウサギも
ゆっくりなカメも
前を向いて目指してるのは「ゴール」という場所なんだよな。

今年打ち上げられた水星探査機と、
同じ名前をもらった、
生まれたばかりの赤ちゃんに会いに
お花を持って、友人の家に遊びに行った。

赤ちゃんにミルクをあげている間、
お兄ちゃんになった長男くんが
私の元へ絵本を持ってやってきた。

数えきれない数の本が週単位で入れ替わるこの時代に、絵本の歴史は長いよなぁと感じながら、
長男くんが持ってきた「ウサギとカメ」の絵本を読んで聞かせた。

読んでいる間、
言葉をあまり知らなかったあの頃には、気付かなかった不思議な気持ちがこみ上げてきた。

ウサギばかりが、
悪者みたいな言い方をされる絵本だけど、
実は、大人になった、実社会では、

ひた向きに前向きなカメみたいな大人より、
スタートダッシュだけが原動力になってしまっている、
ウサギ派の大人の方が多くない?なんて、
読みながら、そんな気持ちになった。

新しい習い事を始めた日、
新しいノートに書き始める日、
新しい制服を着た日、
新しい職場へ行った日、、

スタートラインは、いつだって新鮮で、丁寧で。

左胸の奥が高鳴って、
下手くそだけど、スキップしちゃうくらい、心も体も軽くって。

結構、無理も無茶もできちゃうのに、
いつの間にか、
想像してた未来がいつまで経っても、
やって来ないことにモヤモヤし始めて、、

「いいよ」と「だめ」を繰り返す、信号機のように、
批判と反対の波が交互にやって来ては、
衝突と和解を繰り返すことにも、
いつの間にか疲れてしまって。

ただ、
ひた向きに前向きに続けられる人を横目に、。
見えていないフリをして。
あぁあ。こんなはずじゃなかったのになって呟きながら、停滞は後退なりの道の上に
置いてきぼりになっていく。

いつの間にか、
自分のひとりぼっちに気を取られて、
誰かのひとりぼっちに気付かなくなった。

いつの間にか、
明日のことより、「今、何ができる?」を、
考える時間を後回しにする癖がついた。

いつの間にか、
やりたいことより、
できない言い訳を覚えた自分に言い訳をしていた。

いつの間にか、
「過程」が大事と、頭では分かっているのに、
知らない間に、「勝ち」と「負け」の判断だけにスポットライトをあてるようになっていた。

勝ち負けに、こだわることは大切だけど、
もっと、大切なのは、きっと「過程」なんだよな。
だって、結果だけなら、ジャンケンでいい。

理想で作った道を
現実に塗り替えられたとしても、
必ず、その道の先にもゴールはある。

向かい風も振り返れば追い風になる。
振り返ってからは、
来た道と同じ道を歩かなければ、
きっと大丈夫。

私たちは同じ燃料でも、
毎回違う数値を出せる、
アメージングな「生き物」だから、
たいした根拠や自信がなくても、
「昨日出来なくても、今日出来る」と、
信じたってかまわない。

何かが出来る瞬間は、きっと、
そういう見えない自信とか勇気とかの
組み合わせの先にあるって信じてる。

負けたら、ちゃんと悔しむこと。
勝ったら、ちゃんと喜ぶこと。
忘れたくない大切なことは、
勝ち負けの結果を、次の日に、
引きずらないこと。

頑張るか、頑張らないかは「自分」が決められる。
すごく稀に「天才」はいるかもしれないけれど、
生きることが上手な人なんてきっといない。

完璧になるように努力をし続ける人はいても、
生まれつき「完璧」なんて人も、きっといない。

兎にも角にも、私は「私」という人生を「大満足」しながら生きてみたい。

大満足を噛みしめるチカラが
幸せの扉を開けるチカラになる、
ずっと、そう、信じてる。

それでも、何から始めたらいいのか分からないときは、
ためらいの鎧を脱ぎ捨てる、
そこから始めることにしようか。

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【執筆】

kubota kazuko
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「地球を眺めながらコーヒーが飲みたい」その夢を実現するために、スターバックスの世界5店舗目のコンセプトストア、Tokyo RoartaryのMainbarで、バリスタをしている。個人では、1000年後の徒然草のようなエッセイを綴ったInstagramが、開設2年でフォロワーが3万人を超える。安心と興奮を同時に与えてくれるような透明感のあるその文章は、文章を読まなくなった、書かなくなった世代へも影響を与え、企業誌やWEBマガジンでエッセイストとして執筆をしている。「誰かの空を見上げるキッカケになりたい」と、宇宙就活や宙フェス、芸術祭などのの実行委員を務め、これからの世代へ「星空を楽しみたくなる」時代や文化を作り出すことを目指し続けている。

 

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