仕事の悩みとの向き合い方「問いを重ねて、自分と向き合おう」

ライティング

こんにちは、副業家(パラレルワーカー)の野里和花(@robotenglish)です。

本連載は新卒フリーランスを経て、自分が活きる働き方を実現したわたしが、『理想の働き方を実現するために』をテーマに、経験やそこで得た教訓をもとに、好きを仕事にしたい人や自分の個性を活かしたい人・もっとやりがいある仕事を手に入れたい人に向けて、執筆しています。

突然ですが、みなさん、最近の悩みはなんですか?

 

「このまま同じ会社・同じ場所で働き続けていていいのだろうか?」

「わたし、なんのために、この仕事をしているのだろう…」

 

人生には、多種多様で、大小さまざまな「悩みのタネ」が転がっていますよね。SHE shares、そしてこの連載の読者さんのなかには、その中でも特に仕事の悩みを抱えていて、「現状を打破したい!」と思っている方が多いのではないでしょうか?

 

今回は、そんな仕事の悩みを抱えるみなさんに、現状を変える前のステップ、「どうしてその悩みが生まれているのか」についてお話しようと思います。

 

 

■悩みってどこから生まれてくるのでしょうか

「彼氏ができないっ!」

と、わたしが嘆いていたとします。

 

普通なら、「そっか、恋愛の悩みだねー」と簡単に対処してしまうと思いますが、このわたしの嘆きを、丁寧に見てほしいと思います。

 

彼氏がいない状態というのは、果たして問題と言えるでしょうか?

幸せの絶対条件が、彼氏がいること、ではないですよね。彼氏がいなくても、充実した日々を送ることは可能です。

 

ここで、どうしてわたしが彼氏ができないことに悩んでいるか、というと、わたしの理想が「彼氏と日々の生活を共にしながら、切磋琢磨したいから」だというところまで見つめられると、だから理想と現実のギャップに悩んでいるんだね、ということが分かると思います。

 

人は考える生き物なので、ついついいろんなことに対して悩みがちです(わたしはそうです、いつもなにかしら悩んでいます)。

 

それをただただ口に出すだけではなく、「仕事辞めたい」という悩みであれば、「どうして仕事を辞めたいのか?」「理想の働き方ってなんだろう?」と、自問自答をまずは繰り返してみてください。

 

わたしも、ただただ、悩みがあることに悩み、迷っていたときがありました。

 

■充実した日々を送っていたはずなのに、生まれた仕事の悩み

連載第2回では、コミュニティに所属することでフリーランスとしての仕事の幅を広げようというお話をしました。

 

わたしは、本格的にフリーランス活動をスタートしてすぐに、コワーキングコミュニティ「まるも」という、千葉県富津市金谷という田舎の港町にあるコワーキングスペースの店長を業務委託として務めました。

 

日中はコワーキングスペースの運営(接客やスペース改善、イベントの企画運営など)をこなし、それ以外の時間に、ライティングのお仕事をしたり、ブログを書いたり…という日々。

 

そのペースが気に入っていて、はじまったばかりのフリーランス生活に満足していました。

 

コワーキングスペースなので、会員の多くがフリーランサーです。

その仕事ぶりを間近で見られることも、店長としての利点のひとつで、仕事を分けてもらったり、アドバイスをもらったり、刺激を受けたり…環境としても申し分なかったと思います。

 

ただ、段々と、わたしのなかに焦りと不安が生まれるようになってきました。2017年の4月、春のことです。

 

 

■わたしはこのままでいいのか?焦りと不安の独立半年

同じ頃に独立をした、わたしにとって同期のような存在だった友人が、一緒に暮らしていた田舎町を離れて、東京のベンチャー企業でインターンを開始することにしたのです。彼の興味にぴったりの企業で、友人として喜ばしいのはもちろんだったのですが、毎日のようにともに仕事をしていた仲間を失う寂しさとともに、わたしの胸にむくむくとネガティブな思いが育ちます。

 

「彼はどんどん前へ進むのに、わたしはこのままでいいのかな」

「日々は楽しい。でも、楽しいだけで成長はあるのだろうか」

「もっともっと刺激的な場所がもしかしたらあるのかもしれない…」

 

ただ、ないものねだりのように、「ここではないどこか」での生活や、どこかも分からないそこで手に入れられるかもしれないスキルや人脈などを考えては悶々とする時間が多くなりました。

 

ちょうど、独立をして半年ほどたった、春。

環境の変化のタイミングが訪れたのは、わたしの同期以外にも多く、人間関係の変化が、さらにわたしを、答えのないただただ不安な渦へと引っ張っていきました。

 

 

■悩みと不安、焦り…そこから抜け出したのは自分の目的と向き合ったから

自分らしいペースで仕事ができていた、環境にも満足していた。それなのに、ペースも、環境も、変化していないのに、自分のなかにはネガティブな思考ばかりが積もっていきました。

 

人に相談しようとしても、それは単なる「愚痴」や「不満」でしかなく、相談と呼べるものではありませんでした。

なぜなら、相談というものは、向かうべき先があり、そこに対してのアプローチを探す作業だからです。

 

わたしはその大事な大事な向かうべき先を見失っていて、だからこそ、他人が成長する・次のステップに進む姿に勝手に自分の姿を重ね、それを理想だと勘違いをし、そことの(当然ある)ギャップから、とめどなく悩みのタネが生まれ続けていました。

 

そこから抜け出すのに、1カ月半ほどかかりました。

 

ある出来事を通して、わたしは「自分が人生を通してやりたいこと(目的)」と「それのために、ここで成すべきこと(目標)」に気づきました。

 

わたしの場合、それは見つけたのではなく、もとから自分のなかにあって、それに改めて気づいたのです。周りの人々の動向ばかりに気をとられていたせいで、最初から、自分の理想もやるべきことも、だからここにいる理由もあったのに、そことは見当違いなところばかり向いて迷走していたのでした。

 

 

■目的、目標、課題。悩みを細分化して、自分の気持ちと向き合おう

悩みってあるだけで、生活に影を落として、こころもちょっと沈んでしまいますよね。でも、それは自分と向き合うチャンスです!

 

・自分が本来どういう目的(理想)があって、そこと現状にどんな差異があるからなのか。

・目的を果たすために、達成すべき目標はなにか。

・目標を達成するために、日々、やるべきことはなにか。現状、そこに対してできる努力があるか。

・やるべきことをするために、改善すべきことはなにか。課題はあるか。

 

ただ「仕事、嫌だなー」と、つぶやくので終わるのではなく、「なんで仕事が嫌なの?」「どうしたら仕事が嫌ではなくなるの?」「どんな仕事なら嫌じゃないの?」「どのくらい仕事がしたいの?」「どこで誰とする仕事なら好きになれるの?」…

 

そんなふうに「なぜ」「どうして」「どんな」「どのくらい」「どこで・だれと」、英語で疑問詞を覚えるために繰り返したように、何度も何度も、さまざまな視点から自分に問いかけてみてください。

 

そうすれば必ず、やるべきことが見え、変わるきっかけや、今の自分の背中を押すことになると思います。

 

悩みはただ、悩みのままそこにあっても、自分に1ミリもプラスになることはありません。ただ、それを細分化することで、自分を成長させるチャンスに変わります!

 

自分の気持ちととことん向き合って、心地よい状態を目指しましょう。

野里和花(のざと・のどか)

1993年鹿児島生まれ。

福岡の大学で哲学(恋愛や家族、性、死など)を学んだ後、語学留学へ。上京後、フリーのライターとして活動をはじめる。ブログ運営、SNS運用、イベント企画運営、講師業、コワーキングスペースの店長などフリーランスとしての活動は多岐にわたる。2017年秋にITベンチャー企業「株式会社Ponnuf」に入社。独立支援の田舎移住型Web合宿「田舎フリーランス養成講座」運営マネージャーを務め、全国を”旅する会社員”としてまわり、同講座を各地で開催している。

副業家(パラレルワーカー)でもあり、ライター/ブロガーとして、アフィリエイトサイトのライティングやオウンドメディアの編集、PR記事の執筆を行っている。

好きなことは映画観賞、ファッション、旅行、さんぽ、カフェ巡り、読書。将来の夢は夫婦で起業して田舎でスペース運営を行うこと。

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