【私を救ったコトバたち vol.2】「言葉は思考の上澄みに過ぎない」

コラム

こんにちは、ライターの鈴木実香里です。私は、「言葉にできるは武器になる」の1冊に出会ったことで言葉の捉え方が大きく変わりました。文章を書くとき、言葉の一つ一つが与える印象を自分の中で一度咀嚼して選ぶようになったんです。

今回は、私のライター人生を変えた言葉たちを紹介します。どうぞお付き合いください!

1. 言葉は思考の上澄みに過ぎない

この言葉は、書籍の序文にある著者・梅田悟司さんの言葉に対する考えを表す一言です。

人は、考えていないことを言葉にできない。「言葉にできない」ことは、「考えていない」と同じだそうです。

まさに自分自身のことだと思いました。私は、考えていることを感覚的にしか伝えられず、言葉をチョイスするのに悩むことがあります。言葉にできないのは、その言葉に対する思考が浅い。それに加えて、知っている語彙の量が少ないんだと思います。ライターを目指しているのに読書量がさほど多くない私は、もっと本を読むことはもちろん、世の中の言葉を深く感じて知るべきだと思うんです。

言葉は、人に伝えるいわば”道具”。ライターのように言葉を使って文章で伝えるとなると、言葉選びそのものが作品になる。人の心に響く文章を書きたい。世の中に伝えたい。

「伝えたい」と思うと伝え方や文章力を磨くことに焦点をあてがちですが、まずは言葉を知ることが第一歩だと気づかされました。それも、言葉を知るってただ語彙力を伸ばせばいいわけではありません。多くの人が知っている言葉を並べてもそれだけでは、人の心に響かないと思うんです。自分が気持ちを込めて創らないと、誰でも書ける文章になってしまうなと。

人の心に響かせたいなら言葉を磨く。言葉を磨きたいなら、思考を深める。そう思うとより一層、奥深さを感じてライターの仕事がもっと好きになりました。

2.考えているのではない。頭の中で「内なる言葉」を発しているのだ。

私の言葉選びに対するモチベーションは上がり、絞り出すように文章を書きたいと思うように。絞り出すって言っても私はまだまだ駆け出しのライター。絞り出すような豊富な経験もなければ、どうやって思考を言葉にすればいいのか確信を持てずにいたんです。そんなとき、この福田悟司さんの言葉が抱いていた疑問をクリアにしてくれました。

福田悟司さんは、「言葉を生み出すためには『内なる言葉』で意見を育てる、というプロセスが必要」だと本文中で述べています。人が感情を感じるときには必ず、「内なる言葉」を頭の中で無意識に発しているそうです。「内なる言葉」を認識してしっかり言語化することで、意見に厚みが増して思考も深まるのだとか。

感情を自分自身でよく理解してストックしておくことで、表現の幅を広げる。それを繰り返すことで、思考を言葉に変換させ、感情や物事を伝えるのにベストな言葉をチョイスできるようになるのだと思います。一度自分に浸透させてから絞り出して書く文章は、きっと人の心に響くはず。私も日頃から五感で感じることを意識して、表現力を鍛え続けていきたいです!

今後、メディアへの企画出しを積極的にしていきたいと思っています。企画出しは、アイデア勝負。経験を積み重ね、さまざまな感情を自分に抱かせてストックを増やしていきたいです。鍛えあげた表現力と思考のストックを持てば、面白い企画が出せそうですよね!

3. 自分の可能性を狭めているのは、いつだって自分である。

福田悟司さんは、本文中で「人はさまざまな壁に囲まれて、自分の考えを制限してしまっている。その全ては、『自分という壁』である」と述べています。そして、「自分という壁を越えると、新たな思考や発想に巡り会える」と考えているんです。

この言葉に出会ったとき、自分がアクションを起こすときの判断基準を遡って考えました。どんなときに自分自身にゴーサインを出して、ブレーキを掛けるジャッジを下すのか。過去の経験や世間体、好きか嫌いか、優先順位等の自分の視点。そう、全ては自分の視点から考えていたんです。

過去に失敗した経験があることだと怖気付いて避けたり、自分の心が決まっているのに世間体や常識にとらわれて踏み込めなかったり。無意識に自己防衛してきたんだなと思いました。視野が狭くなることはしたくなかったはずなのに自分で壁を作って、生み出されるかもしれない可能性を見ようとしなかったんです。

それに気付けたことで、一気に視野が広がっていくような感覚に。考え方に偏りがあるかもしれないと、自分の常識も他の人の非常識かもしれないと考えるようになりました。「自分という壁」を越えた場所に行きたいなら、自分を客観視することが近道だと。

しかし、いきなり自分を客観視するのは難しく感じたので、”視点を複数持つこと”を意識しています。「今の自分はこうだと思うけど、これが〇〇の状況の人だったらどうするんだろう……。」と考えるように。例え同じジャッジを下したとしても、一度考えてから決めたことはなんだか説得力があるような気がして自信を持てると思うんです。

こんな風に視野を広げていけば、人とのコミュニケーションに役立ちそうですよね。今後、私はインタビュースキルを身につけたいと思っています。話の本質を捉えながらも、インタビュイーの方と心から会話を楽しみたいです。まだ出会ったことのない思考や発想に出会ったときに素直に受け入れる自分でいれば、インタビュイーの方との会話をより楽しみながら吸収できるはず。取材のできるライターになれるよう、どんどん挑戦していきたいです!

今がベスト、自分で決めたら人生が楽しくなった

実は、ライターになるためにもっと早く行動すれば良かったと、ネガティブに物事を考える時期もありました。今では、たどり着いた現状をベストな状態だと信じてポジティブに考えるよう意識しています。

経験してきたこと、このタイミングだからこそ得られたこと全てを”最善の結果”と捉えるんです。歩んできた道こそ、現在に至るまでに必要な道のりだったと肯定します。そうすることで、あとは前進するのみと、プラスのエネルギー全開になれますよ!

もともとマイナス思考だと自覚があり、そのせいで苦労することも。今がベストだと、自分で決めるようになってからは人生が楽しくなりました。大げさかもしれませんが、素直にそう思うんです。とやかく考えてしまう習慣を辞めるのはすぐにはできませんでしたが、続けていました。続けていくことって本当に大切なんですね。これからもポジティブな捉え方をしていきたいです。

今回、私自身のことをこんなに自由に書かせていただき、そして読者の皆さんにお付き合いいただき本当にありがとうございました。私のライター人生を変えた言葉への想いをこの場で伝えさせていただき、嬉しいです!

2ヶ月前、SHEsharesのライターになり、自分の夢に向かって前向きに活躍している人たちに出会いました。会うたびに、そのパワーに圧倒されながらも”刺激”を受けてプラスのエネルギーをもらえるんです。SHEに出会ったことで、また人生が変わりました。本当に!

これからも自らの言葉を使って、心に響く文章を生み出していきたいです。私の言葉が一度でも誰かの人生を変えられたら幸いです。

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記事・鈴木実香里

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