本業【IT】✕副業【フリーランス広報】。Wワークで輝くためのエッセンス

インタビュー

政府が推進する「働き方改革」により、世間からの関心が一気に高まった“副業”。しかし、自分が始めるのはちょっとイメージができない、という方は多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、IT企業で会社員をしながら、副業としてフリーランス広報で活躍される大崎祐子(おおさき・ゆうこ)さん。21世紀を生きる女性のためのレッスンクラブSHElikesで、広報職やパラレルキャリアに関してお話頂きます。


レッスン名:「広報初心者でもわかる広報のはじめ方「#広報ことはじめ」〜日々のライフハックから副業のあれこれまで〜」
開催日時:2018年7月21日(土)13:00〜15:00

開催場所:SHElikes 表参道新オフィス(※表参道駅A4出口 徒歩5分)


登壇に先立って、大崎さんに現在のワークスタイルに至った経緯や、本業と副業を両立するために心がけていることについて、インタビューをさせて頂きました。

1.「もしかして、副業にできるかも……」友人との会話で気づいた可能性

―それでは、まず現在のお仕事内容を教えてください。

現在は社会人3年目としてIT企業で事業戦略の仕事をするかたわら、フリーランスの広報として株式会社 inquireなどでお手伝いをしています。

大学生時代に、クリエイターのハヤカワ五味ちゃんやきゅんくん、クリエイティブディレクターの四角大輔さんのアシスタントや、株式会社キャスターのオウンドメディア立ち上げに携わりました。

私の母が、仕事も育児も家事もバリバリこなす姿を見てきた影響があるのかもしれません。IT業界を選んだのは、自分が好きで、かつ成長している市場だったから。”ビジネス”の構造を知りながらスキルを身に着けていこうと思い就職をきめました。

―フリーランスでの広報を始めたきっかけはなんでしょうか?

きっかけは、スタートアップで働く友人とお茶をしていたときに、プレスリリースの書き方や配信タイミング、ブランディングなどについて話した内容がとても喜ばれたことでした。以前から興味があり、自分がこれからスキルを伸ばしたいと思っていた領域が“広報”だと気づいた頃でもあったので、「あれ、もしかするとフリーの広報の仕事として成り立つかも?」と思ったんです。Twitterで「副業でPRの仕事やってみようかな」とつぶやいたところ、知り合いやフォロワーの方からお声かけをいただき、現在のお仕事をするに至りました。

「この前のお正月の長崎への帰省で軍艦島へ!」


―Wワークを行う上で、不安や迷いはありませんでしたか?

仕事として成り立たないと考えていたものに対しニーズを見つけたそのタイミングで、フリーランスの広報として働くメリット・デメリット・リスクをしっかり考えました。その上で「まずは小さくはじめてみる」ことを意識していたため、あまり不安はありませんでした。

とはいえ、自分のプライベートの生活もあるなかで、本業とフリーでの仕事を両立させるのは、時間の使い方などふくめて難しい面も多々ありました。最近はだいぶ慣れてきましたね。

2.“自分の名前で発信すること”が、私に自信をくれた

―副業を始めてから、変わったなと感じることはありましたか?

副業としてのチャレンジですが、会社員一本でやるよりも、考える機会や発信できる機会が圧倒的に増えたなと思います。また、フットワークも軽くなった気がします。会社以外にコミュニティをもつこと、会社の肩書ではなく自分自身の名前で発信できることで、以前より自信が少しだけつきました。

また、会社の同期とも副業での仕事について話すことで、いままで見えなかったその人の夢や頑張っていることを気軽に話せるようになったのも、副業をしてみて良かったことです。

「ブラックタンチワワのモコです。一緒に遊ぶことが癒やし。」


―Wワーク両立のために、工夫するようになったことはなんでしょうか?

1ヶ月、1週間、1日のスケジュールの組み立て方を以前よりも意識的にするようになりました。

また、思考が多動気味で、あれもこれも頭のなかに浮かんできて疲れてしまうクセがありました。現在は「本業・副業関係なく思いついたことは全てタスクツールにいれてその場で忘れる」、「タスクはすべてスケジュールに落とし込んでしまう」という工夫をしています。これらがきちんとできているときは大体のことが上手くいきますが、ちょっと気を抜いて守れていないときは殆どの場合、上手くいかなくなります(笑)

プライベートでは、苦手な家事(食器洗いや洗濯)は食洗機や乾燥機付き洗濯機に頼るようにしました。洗濯は服の形状ごとにカゴを分けることで、頭を使わずに洗濯できるように工夫しています。

「大型連休は旅行にいきます。先日のGWはフィリピンのセブ島へ!」

3.自分のコンプレックス=長所と思ってくれる人達と働きたい

―次に大崎さんの内面に是非迫らせてください!ご自身の好きなところはどこですか?

・色々なことに思考を巡らせるのが好きな部分
・様々なことに対して向上心が強い部分
・フットワークが軽く、発信が好きな部分

は自分の強みかなと思っています。小さいころに学校の先生を目指していたのも影響しているのか、物事を噛み砕いて人に伝えたり、教えたりするのが好きです。毎日自分が見たり、聞いたり、言われた事柄について色々と考えを巡らせることが、もはやクセになっています。

―では逆にコンプレックスと感じているところはありますか?

学生時代にマネージャーやアシスタントをしていたころ、ビジョンや夢をもって活動している人たちと一緒に働くうちに、「自分自身はビジョンを描くのがそれほど得意ではないな」「俯瞰的に物事を見てしまうがあまり、物事にハマれないところがあるな」と思うようになりました。

振り返ると、昔も今もその点がコンプレックスなのですが、人や環境によっては俯瞰的に物事をとらえることも能力のひとつ感じて頂けるようです。最近は苦手なことを克服するより得意なことを伸ばす、コンプレックスだと思っているところを長所だと言ってくださる人たちと働くことを意識するようになりました。

「友達とランチをして女子高生の聖地、原宿へいきました」

―コンプレックスだらけの私にはすごく響く言葉です……!そんな前進力が強い大崎さんが、これまでにぶつかった壁と、それをどう乗り越えたのか教えてください。

昔からわりと辛いことが多かった分、いまではちょっとした壁にぶつかってもすぐ忘れます……(笑)

とはいえ壁や問題にぶつかったときは、「何が自分にとっての課題なのか」「その課題はなぜ起きているのか、要因はどこにあるのか」「どうしたらその課題は解決できるのか」をひたすらに考えます。

その上で、自分以外の要因が大きすぎてらちがあかないときは、すっぱりと諦めるか誰かに頼っています。自分の要因が大きいときは、「これは自分ができないことだ」という事実に真正面から向き合い、成長痛だとわりきって努力するようにしています。

―「自分要因の課題」は、例えばどのようなことがありますか?

例えば、私は身体がとても強いわけではなく、女性周期による気分や体調のバラつきが仕事にも影響がない、といったら嘘になります。

昔はそれをよくわかっていなたかったため体調的にも、自分の精神的にも無理をしすぎてしまうことがありました。最近の体調について考えるようになり、自分のクセやリズム、習性を人に聞いたり調べるようになったので、少しずつ自身の波を理解して受け入れられるようになりました。

自分を客観的にみることはなかなか難しいのですが、俯瞰して自分を捉えることで、体調や気分のムラもだいぶ良くなった気がします。

4.人生は「毎日の試行錯誤を楽しみながらすすむ道」

―大崎さんが一番大切にしていることを教えてください。

俯瞰して考えること、思考をやめないこと、日々少しずつでも前進することです。

気分がのらない日や体調が悪い日は休むけれど、その分元気な日は遅れを取り戻すイメージで、毎日読書や記事のインプットをやめないよう意識しています。

人や物事にただなんとなく向き合うより、面倒でも一つ一つ思考することで、毎日のちょっとした出来事から得られる学びは断然大きいと思います。ちょっとずつでも成長している自分のほうが私は好きですし、自己肯定感もあがって人生に前向きになれるんです。

読んだ本はたまに読書用のインスタアカウントへ投稿しています!

―今思い描いている一番の夢はなんですか?

「夢」とは到底自分が叶えられなさそうなこと、「目標」はちょっと頑張れば叶えられるもの。この言葉を以前どこかで聞いて以来、自分の夢ってなんだろう…と模索中です。

現状の目標は、小さいころと変わらず「家事や子育てをしながらビジネスをできる女性になる」こと。夢はこれから考えたいなと思っています。

―素敵な「夢」が見つかるといいですね!では、人生を通して叶えたいと考えていることはなんですか?

「能力のある女性が楽しく働ける世の中をつくる」ことです。

私自身も、子育てをしながらバリバリ働きたい!という夢が昔からあったものの、実際に働き始めてみて、初めて”働く”ことについて知り得たものが多々あります。言われて嫌だったこと、つらかったこと、試行錯誤してできるようになったこと――。

この数十年で女性が働くことがやっと当たり前になりました。これからもっと女性が活躍する社会になっていくであろう未来において、自分や他の方たちの経験や知識を体系化して発信できるような取り組みができるといいな、と思います。

―今、まさに「やりたいこと」に向かって、一歩を踏み出せずに悩んでいる女性に向けて、メッセージをお願い致します。

わたしにとって人生とは、「毎日の試行錯誤を楽しみながらすすむ道」です。

自分のやりたいことを仕事にしたり、自分がなりたい姿に近づくまでは、「えいや!」と飛び込む挑戦心と、コツコツと絶え間ぬ地味な努力が必要だと思います。

ただ、ひたすら自分に真正面から向き合って、「自分にはいまどんなスキルやアイテムがあったらもっと伸びるだろう?もっとステキになれるだろう?」と考えながら毎日を過ごすと、ちょっとした課題や困難も、試行錯誤を繰り返すなかで楽しめるのではないかと思います。

やりたいことを小さくはじめる、毎日小さな挑戦をくりかえすことが、自分の人生を変えるきっかけになるのではないでしょうか。

―大崎さん、インタビューにお答え頂きありがとうございました。

大崎 祐子さんのレッスン情報

そんな大崎さんがSHElikesのレッスンにご登壇されます!

SHElikesのサイトからご予約が可能ですので、ご興味ある方は是非サイトをご確認下さい。

レッスン名:「広報初心者でもわかる広報のはじめ方「#広報ことはじめ」〜日々のライフハックから副業のあれこれまで〜

開催日時:2018年7月21日(土)13:00〜15:00

開催場所:SHElikes 表参道新オフィス(※表参道駅A4出口 徒歩5分)

お申し込みはこちら:http://she-inc.jp/likes/courses/142/lessons/224?utm_campaign=18072113&utm_medium=shesns&utm_source=sheshares

▷編集後記

実を言うと、今回のインタビューに取り掛かった際、その輝かしい経歴に緊張したのが始めの正直な気持ちです。しかし、インタビューをさせて頂く内、良いことも悪いことも真摯に考え続ける姿に、いつしか「自分も頑張ろう」と自然と背筋が伸びていました。自然と周囲の人を前向きにさせるパワーを持った大崎さんが、これからどんな世の中を作っていくのか、楽しみで仕方ありません。

Sheshares編集部 素鼓

会社員・フリーランス広報

大崎 祐子(おおさき・ゆうこ)

1993年 長崎市生まれ、熊本大学在学中より、東京や海外と企画や広報などの業務をリモートワークでおこなう。現在は大手IT企業で事業戦略の仕事をしながら副業でブログやプレスリリースの執筆〜広報戦略策定までおこなう PR担当として活動中。最近は広報でない人や広報初心者の方にむけた「#広報ことはじめ」のコンテンツづくりに取り組んでいる。

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