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20歳、大学中退、フリーランスデザイナー・フォトグラファー。自分の長所を活かして、私らしく生きる方法とは?

インタビュー

デザイナー・フォトグラファーとしてフリーランスで幅広く活動する、白水 桃花(しらみず・ももか)さん。フォロワー7,000人を超える彼女のInstagramには、静けさと透明感に満ちた写真がたくさん。今年は、20歳の誕生日に初の個展を開催し、先月に大学を中退したばかりという、変化の多い1年でもあったそうです。21世紀を生きる女性のためのレッスンクラブSHElikesでのご登壇に先立ち、個性とフレッシュさに溢れる白水さんにお話を伺ってきました。

1. もちろん、自分の嫌いなところだってある。でも、感性だけは信じている。

ーデザイナー・フォトグラファーとして幅広く活動している白水さん。具体的には、どんなお仕事内容を引き受けていらっしゃるのですか?

現在は、名刺やロゴなどのデザイン、商品やCDのジャケット写真、プロフィール用写真などの撮影、instagramのディレクション等をしています。他にも、LINEスタンプ作成や自身で展開している6:00a.m.というブランドでのグッズ販売(iPhoneケースやアクセサリーなど)も行っています。LINEスタンプ作成やグッズ販売は高校生の頃からしています。

「愛用品、デザインしたiphoneケース」

ー高校生の頃からデザインのお仕事をされているのですね!デザイナーやフォトグラファーというと、自分を信じる力が必要なお仕事だという印象がありますが、ご自身の長所や好きなところを教えてください。

手先の器用さと、飲み込みが早いところが長所ですかね。見よう見まねでわりとすぐなんでもできるタイプだと思います。たとえできなくても負けず嫌いなので、よっぽどのことがなければできるようになるまで粘ります。基本的には自分に自信がなく、嫌なところばっかりだなと思うのですが、自分の感性だけは信じていて、好きです。とはいえ満足しているわけではないですし、豊かすぎてちょっと生きづらかったりもしますけどね。(笑)

ー白水さんの感じる生きづらさというのはまさに、豊かな感性の裏返しかもしれませんね。他にも何かコンプレックスはあるのでしょうか?

悩みや不安、コンプレックスがない時が存在しないということ自体がコンプレックスです。(笑)最近のことでいえば、これからお金やスケジュールの管理をどうやっていくかという悩みがあります。あとはこれからずっとものを生み出し続けていかなければならないのか、という不安もあります。学校やバイトという、他の人が普通にこなせることができないというところにも、ものすごくコンプレックスを感じますが、これは向いてないんだから仕方ないよなとも思います。

ー学校は先月中退したとお聞きしましたが、バイトも続かないということで悩んでいらっしゃったのですね。

はい。高校生の頃、バイトがどれも続かず悩んでいました。そもそも、そこで始めたのがLINEスタンプやiphoneケースの販売です。今でこそそれが仕事になっていますが、元々はデザインが好きだったからとかではなく、家にいながら稼ぐ、という手段にすぎませんでした。

2. 「私なり」の生き方。他の誰でもない、私なりの仕事で頑張りたい。

ー自分に何が向いているのかを把握できていたからこそ、自分の道が拓けたのですね。どなたかお手本にされているロールモデルのような方はいらっしゃるのでしょうか?

ロールモデルはいないかもしれません。思いつかないです。「この人すごいな。」とは思いますが、「この人みたいになりたい!」という願望はありません。私は私なりの生き方で、頑張っていけたらと思っています。

ーでは、「私なり」に生きるために、ご自身で一番大切にしていることはなんでしょうか?

今、やりたいことをやる。自分が、好きなことをする。去年まではどうしようどうしようと悩んでたくさんチャンスを逃してきましたが、この1年で変わりました。やると決意したら、やりたいことができるチャンスが来たら、即動くようになりました。あれこれ考える前にとりあえず動く。あとから考えることはいくらでもできるけど、熱もチャンスも待ってはくれない。一瞬で通り過ぎてしまう。次があるとは限らないので。

「11月に販売したアクセサリー」

ー今までもお仕事をされてきたとはいえ、正式に大学を辞めてフリーランスになる際に不安はありませんでしたか?また、覚悟を決めたきっかけがあれば、教えてください。

とにかく自由になりたい一心で大学をやめたので、仕事のことは二の次でした。やめてから考えよう、と思っていたので。でもいざやめるとなって、フリーランスになるということが現実的になってきてからはやっぱり不安になりました。どこかに所属しようかと思い、いろんな会社に話を聞きに行ったりもしました。ただ、どれだけ話を聞いても、会社に魅力を感じても、そこにいる自分を想像することが出来ず、どうしたらいいかわからなくて辛かったです。そんな中、ある会社で「二十歳でここまで自分のやりたいこととスタイルを持っているのに、うちに来る意味はあるの?」というようなことを言われて、そこで何も言い返せなくて、やっと、決心がつきました。

「名刺」

ー好きが転じてお仕事になったということですが、趣味と一線を引いて、お仕事する上で大切にしていることはありますか?

自分の仕事にプライドを持つことです。大学生の頃は「学生」と舐められてるんだなと感じることが多々ありました。金銭より経験だよ、と近づいてくる大人がたくさんいて、とてももどかしく悔しい思いをしました。始めは私も経験を積みたいと思っていたので言うことを聞いていたのですが、先輩や周りの人からアドバイスを受けて、学生だから、ということに甘えないようになりました。

3. 「とにかく自由になりたい 。」そう思い切ってフリーランスになってから、心身ともにに快調。

ーお仕事だけに集中する環境になり、身の回りにどんな変化がありましたか?

大学を辞めて仕事1本にシフトしてから心身ともに調子が良くなりました。それが一番大きいです。学業と仕事を両立することが上手くできていなかったので、仕事に集中できることが嬉しいです。やりがいや楽しさは、高校生の頃から変わっていません。家族や友人も前と変わらず、ずっと応援してくれています。友人たちは勝手に周りに広めてくれて、会うと「また広めてるよ!」と嬉しそうに報告してくれます。(笑)周りには本当に感謝してもしきれません。

ー会社に属さずにお仕事をされている白水さんですが、どのように毎日を過ごしているのでしょうか?

基本は、家かカフェで作業しています。平日と土日という概念があまりなくて、「打ち合わせの日」「作業する日」「何もない日」という感じです。打ち合わせのあとは、一人でカフェやショッピングに行ったり、友人と待ち合わせをしてご飯を食べに行ったり、疲れてたら直帰してだらだらゲームしたりSNSしたり…。
何もない日は家で物撮りやデザインをしたり、絵を描いたり、友人と会います。あとはネットサーフィンか、実家に帰ります。

ー平日・土日ではなく、「どんなことをする日なのか」という分け方はとても新しくシンプルでわかりやすいですね!「何もない日」や、お仕事から離れた時間はどのように過ごしていらっしゃいますか?

デザインも撮影もインスタ関連のことも、仕事であり、趣味でもあるので、明確な境目がないんですよね。四六時中デザイン、撮影、インスタのことを考えてるんです。デザインの仕事をしていて、休憩中に自分のグッズのデザインしたりするので、休憩とは何か、たまにわからなくなります。(笑)趣味が転じて仕事になったので、プライベートの中に仕事が存在している、というか。本当はきちんと分けるべきなんだと思いますが、まだできていません。リラックスしたいときは、とりあえず実家に帰ります。家族が大好きなので、家族の顔を見るだけで落ち着きます。

「愛してやまない弟と妹!」

4. 私にしかできない私の人生、意外となんとかなる。

ー20歳の誕生日に初めての個展を開催されたとのことですが、今、やってみたいことや夢はありますか?

今はまだ目先のことに精一杯で、どの夢が一番とか決められないのですが、肩書きに捉われずに、自分にできることをどんどん増やしていきたいと思っています。そのために、やったことのないお仕事も、少しでも興味があればできるだけチャレンジするようにしています。大きい夢より小さい夢を着実に少しずつ叶えて行きたいですね。

「20歳の誕生日。個展のオープニングパーティーにて。」

ー最後に、白水さんにとって人生とは何か、そして白水さんのように自分自身でいることを受け入れる、その秘訣を教えてください!

たかが20年生きただけで人生とは何か、なんてきっとわからないんです。15歳からずっと、今ここにいる意味とか、生まれてきた意味とか、人生ってなんなんだろうとか、そんなことばかり考えてきました。それは20歳になった今でもわかりません。でも、それでいいんじゃないかな、と思います。私は私。好きなように生きていくことで、人生に意味が生まれる気がします。人と比べて落ち込んだりすることもあるけれど、私には私にしかできないことがあると思っています。この生き方もきっと私にしかできないことで、このままやりたいように好きなように生きていきたいと思っています。
ありきたりな表現にはなってしまいますが、人生1度きりです。今この瞬間、やりたいことがあって悩んでいるなら、とりあえず手を出してみてください。考えるのなんてあとからいくらでも出来ます。時間も熱もチャンスも待ってはくれません。今しかないです。意外となんとかなるものです。あなたの人生、好きなように生きましょう!

ー白水さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました。

▷白水さんのレッスン情報

そんな白水さんがSHElikesのレッスンにご登壇されます!

SHElikesのサイトからご予約が可能ですので、ご興味ある方は是非サイトをご確認下さい。

レッスン名:「本当はひみつにしておきたいインスタ講座

開催日時:2017年12月16日(土) 13:00〜15:00

開催場所:SHElikes 表参道教室(※表参道駅から徒歩5分の場所です)

申し込みはこちら:http://she-works.jp/likes/?utm_source=owndmedia&utm_campaign=interview&utm_content=20171214_001

▷編集後記

自分に自信を持てるようになりたいと思う女性は多いはず。まずは自分の得意なことを見つけたり、好きなところを認めてあげるところからなら、きっと踏み出しやすいのではないでしょうか。等身大の自分に自信を持とうとしている点に非常に励まされます。これからのますますのご活躍、楽しみにしております!

SHEshares編集部 和田

白水 桃花(しらみず・ももか)

デザイナー/フォトグラファー。1997年7月20日生まれ 20歳。中3で一眼レフを持ち写真を撮り始め、高校生のときにiPhoneケースの販売を始めてデザインに興味を持つ。卒業後は美大に進学するが中退し、現在はフリーランスとして名刺や紙面のデザイン、アーティスト写真や商品の撮影、ハンドメイドアクセサリーの販売、instagramのディレクションなど幅広く活動中。

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