#週末布団映画館【第3回】「恋愛はシンプルに考える」

コラム

1週間、おつかれさまでした。
ライターの野里和花(@robotenglish)です。

こちら「#週末布団映画館」は、週末、ベッドでごろごろしながらまったりと観て、憂鬱な月曜日にお布団を抜け出すちょっとの勇気をくれる映画を、がんばって一週間を乗り切ったあなたに届ける連載コラムです。

休日の予定はもうお決まりですか?
「なんにもないや」という人は、絶好のチャンス。週末にご紹介する1本を観て、パワーチャージしましょう!

さて、今回は、「ちょっと仕事も恋愛も疲れてしまったな…」という人にぜひとも観てほしい映画です。
疲れているときは、思考もマイナスのほうへ向いてしまいがち。どんどん気持ちが落ち込んでしまいます。なので、頭を空っぽにして楽しむことが一番!
映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』を、頭を空にして楽しみましょう。

まるで女の子同士の恋バナのような恋愛映画

あなたは、恋愛をするとどんな人になりますか?
恋愛をすると、自分のコントロールがうまくいかなくなって、普段の自分、理想の自分とどんどん離れていってしまう…なんて人も多いのではないでしょうか。

わたしも、そのひとり。
本当は、余裕をもって、彼のこと全部わかっているわ、なんて顔していつもにこにこ微笑んでいたいのに…。実際は、いつもあたふた、彼の言動に振り回されて、好きだからこそ不安になって怒ったり困ったり。そして、そんな、恋愛下手な自分を嫌になってしまうことも多々あります。

そういうときは、女の子同士で集まって、「聞いてよ、この間さ…」「実はここに悩んでいて…」と、恋バナをしたくなりますよね?

今回紹介する映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」は、そんな女の子同士の恋バナのような作品です。

映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」あらすじ


相手は自分に気があるはず!とすぐに舞い上がってしまうジジ。
妻がいる男性に惹かれはじめてしまったアンナ。
そしてその男性の妻でジジの友人であるジャニーン。
7年同棲している恋人が結婚に踏み出してくれないことに不満を抱えるベス。

ジジはジャニーンから紹介された人に恋をするが相手にされず、彼が通うバーにまで押しかけ、そこのバーテンダーに相談を持ち掛ける。一方、ジャニーンの夫は、若く美しいアンナとたまたま巡り合う。ベスは、彼に結婚願望があることを伝えるが、彼は結婚なんて意味のないものと取り合ってくれない…。

微妙に人間関係が絡み合った5人の女性と、その女性の周囲にいる魅力的だけどどこか難アリな男性たちが繰り広げるラブコメディー。

恋愛であれこれ悩んでしまう人へ。きっとあなたが主人公

5人の女性が繰り広げる恋愛模様は、どこか滑稽で、観ているこっとが「あー、もうっ。そんな彼、捨てちゃえばいいのに」って、思わずタイトルを口にしたくなるはず。

だけど、この5人の女性たちは、長年、世の中の女性たちが抱え続けてきた恋愛の悩みをうまく体現した存在に思えます。

相手に過剰に期待してしまう。だめだと分かっているのに惹かれた。相手がなにか隠している。価値観が合わず、すれ違う。

きっと、恋をしたことがある人であれば共感する部分が多く、観ていて「この子、まるでわたしみたい」と気づくはずです。

端から見ていると馬鹿みたいで、さっさと次に行ってしまえばいいのにと簡単に言えるけれど、当事者になると彼がその世界の中心で、簡単にそれを切り捨てろ・冷静になれ、なんて言えないですよね。恋愛であれこれ悩み、堂々巡りをしてしまう…その気持ち、痛いほど分かります。

この恋愛では、映画のセリフから、あなたの背中を押す一言を切り取って紹介していますが、今回はあえてこちらをセレクトしました。

he’s just not that into you.

「そんな彼なら捨てちゃえば?」の原題、直訳すると「彼はあなたに興味がない」です。

ーーどうして、彼はわたしのことを好きになってはくれないのだろう?
ーー自分のどこを変えたら、彼と理想の未来が切り拓ける?

恋愛は、相手ありきのもの。だから、ついこのように、「自分」を変えることで、なんとか相手を「変えて」しまおうとしてしまいます。ただ、映画を観終わったとき、わたしはこの原題をもう一度思い返して、「あ、そっか」と思い至りました。

「色んなことを悩んだり奮闘したりするけど、”興味ない”ってそれだけくらい、実はシンプルなものだよなあ…」と。

思い悩み、勝手に想像し、複雑に絡み合った問題のように思えるけれど、結局は「彼はあなたに興味ないだけだから」くらいのシンプルな真実しかないのかな、と。

前を向く姿勢が、恋につながる

恋愛ってうまくいっていないと沼にはまったようにずぶずぶとどんどん悪い方向へいってしまうと思うんです。

そんなとき、この映画を観て、一旦頭を空っぽにして”根本の部分”に目を向けてみてください。

ーーそもそもこの人は尊敬に値するのか?
ーーこれは本当に愛情か?情や未練や頑固さとすり替わってはいないか?
ーーわたしの理想とする恋愛関係ってどんなふうだろう?それをこの人と築けるだろうか?

無理に相手を変えようとしても、無理に相手に合わせて自分を変えようとしても、きっといつかボロがでてしまいます。それよりも、自分の、相手の、それぞれの幸せをまずは考え、それを手に入れるためにはどうするか、に行動の焦点をあててみましょう。

自分の幸せをつかむために前進する。
たとえ「恋愛モード」全開でなかったとしてもーーむしろそうじゃないほうがーー、自分の好きなことに一生懸命な姿はきっと、素敵な人のこころを惹きつけるはずです!

(と、わたしも自分に言い聞かせています…!)

文・イラスト:野里和花


1993年鹿児島生まれ。
福岡の大学で哲学(恋愛や家族、性、死など)を学んだ後、語学留学へ。上京後、フリーのライターとして活動をはじめる。ブログ運営、SNS運用、イベント企画運営、講師業、コワーキングスペースの店長などフリーランスとしての活動は多岐にわたる。2017年秋にITベンチャー企業「株式会社Ponnuf」に入社。独立支援の田舎移住型Web合宿「田舎フリーランス養成講座」運営マネージャーを務め、全国を”旅する会社員”としてまわり、同講座を各地で開催している。
副業家(パラレルワーカー)でもあり、ライター/ブロガーとして、アフィリエイトサイトのライティングやオウンドメディアの編集、PR記事の執筆を行っている。
好きなことは映画観賞、ファッション、旅行、さんぽ、カフェ巡り、読書。将来の夢は夫婦で起業して田舎でスペース運営を行うこと。
Twitter:@robotenglish / ブログ:https://www.moguogu.com/

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