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「出会いがない」と悩んでいる人へ【ミレニアル世代のパートナーシップ概論 #3】

コラム

パートナーシップ・コーチを務める塚越悦子の連載、【ミレニアル世代のパートナーシップ概論 】。前回の記事では、昨今、ポピュラーな出会いの方法のいくつかについて、メリット・デメリットを含めてご紹介しました。

「出会い問題」は世代を選ばない永遠の課題とも言えます。今回も引き続き、このテーマについて考えてみたいと思います。

「出会いがない」という悩み

パートナーシップ・コーチングやセミナーなどで出会った方々や、LINE@に登録してくださった皆さんとの会話を通じていただくもっとも多いお悩みは、やはり「どうしたらいい人に出会えますか」というものです。

ご相談下さる方の中には、結婚相談所に登録したり、アプリを活用したりして積極的に婚活をしている人もいれば、ほとんどそういった活動をしていない人もいます。

当然のことながら、積極的に活動している人とそうでない人が口にする「出会いがない」とは、性質が大きく異なるものです。

SHEで出会うミレニアル世代が中心の素敵な女性の皆さんからも「出会いがない」という言葉を聞くことがありますが、中には「忙しくて出会いのための活動に使う時間がない」という声も聞かれます。

出会って「いいな」と思っても、デートに行く時間をなかなかとれない、という人も少なくありません。仕事は楽しいし、一生懸命やりたいことなので没頭しているうちに、パートナー候補の方と親しくなる前に自然消滅してしまうという経験のある人も多いのではないでしょうか。

どのくらいの期間で見つけたいのかにもよりますが、明確な目標(例えば、半年以内とか、1年以内)に真剣交際するパートナーが欲しいと思っているのに、月に2-3人も新しい人と出会っていない人は、圧倒的に「出会う量」が足りていないと言えるでしょう。

自然な形での出会いに頼っていては、月に2-3人も出会えないという場合には、前回の記事(http://shares.she-inc.jp/posts/4782007) でご紹介したような、出会いのためのオンラインまたはオフラインのツールを使って、どんな人が出会いを求めて登録しているのかを実際にみてみるのもひとつの方法です。

でもそうして出会う人の中で、では実際には誰と会ってみるのか?という決断をするためには、ある程度の基準が必要です。これについては、記事の後半でご説明します。

 

デートする相手には不自由していないけれど「いい人」に出会えない…

出会い自体は不足していないけれど、「この人だ」と思える人に出会えない、というのもよく聞くお悩みです。

今までご相談を受けた方の中には、結婚相談所に登録して10年近くも活動している方もいました。

また、相談所は使わずに自力で出会っている人で、デートに出かけた相手の数は私が知っているだけでも50人はくだらないのではという行動力のある友達もいます。

でも、出会いには事欠かない一方で「出会えば出会うほどわからなくなる」という現象も起こり得ます。

特に、出会いのためのサイトなどに登録すると、プロフィール写真にきちんとしたものを使えば、最初は山のようにコンタクトが来ることも珍しくありません。似たような文面のメッセージを読んで選別するだけでも一苦労だし、その中の数人とメッセージをやりとりしたとしても、誰に何を話したのかわからなくなってしまったり、以前のメッセージを読み返して返信を考えるのにとても時間がかかることもあります。

「もっと効率よくできないの?」という声が聞こえてきそうですね。

ある程度、出会いの量がある人は「やみくもに出会う」のはやめて、一度、今までの出会いやデート、そして交際についての棚卸しをしてみるとよいでしょう。

 

データを収集して分析する

数回デートをしただけで終わった人も、交際に至った人も含めて、今までの出会いを振り返ってみることで、相手のタイプや出会いの形、そして自分がどう感じたかというデータをとることができます。

せっかく時間をかけてデートに出かけるのですから、その一回一回を無駄にせず、相手について、そして自分について知るためのデータ収集の場だととらえてください。

そうして集めたデータを分析していくと、ある一定のパターンが見えてくることも。

同じような場所で、同じようなタイプと出会っていてもピンとこない場合は、出会いの場を変えて、今までとは違ったタイプの人がいるところに行くということもできます。

時間をかけてそれなりの数の人々と出会っていても、思うような成果が得られないときには、無意識に自分が持っている前提も含めて振り返ってみて、少しずつアプローチを変えていくことも必要です。

 

絶対に外せない「フック」はなに?

自分がパートナー候補として考慮できる年齢層の人数が、そもそも世の中にどれだけ存在するのかを考えれば、「出会いの数」には不足はないでしょう。

そして、前述のようにマッチングサイトでも大勢の人からコンタクトが来るような場合に、どうしたら誰と会うかを決められるのでしょうか。

私は、その答えは自分なりの「フック」だと思っています。釣り竿の先につけるかぎ針のことを「フック(hook)」というのですが、この場合は「興味をそそるきっかけ」という意味です。

パートナーとして長期間お付き合いをしたり、結婚したりということを考えた場合、その人に必ず持っていてほしいものはなんでしょうか?

人によっては「食べ物の趣味が同じであること」とか「映画が好きな人」とか「一緒にスポーツができる人」だったりするでしょう。

パートナー候補と自分が毎週末をどのように過ごすのかを想像することで、相手にもっていてほしい資質や趣味などが明確になってきます。

その自分なりのフックを手掛かりに、誰と会うのかを決める方が、学歴や年収などの「スペック」で選別するよりも、より本質的なふたりの相性の良しあしをみることができると思います。

また、フックが明確であればあるほど、友人にも紹介を頼みやすいというメリットもあります。「思いやりがある人・いい人がいたら紹介して」と言われるよりも、「コミックマーケットに一緒に行けるような人を知っていたら紹介して」と言われた方が、よほど候補者を絞り込めるからです。

自分のフック=パートナー候補に「これはもっていてほしい」と思う資質がわからないのであれば、それを明確にするためにも、まずは多くの人と会ってみてください。

 

【ミレニアル世代のパートナーシップ概論】連載について

私は2010年に「国際結婚一年生」(主婦の友社)を出版し、国際結婚をしたい方や、既にされているカップルのご相談にのってきました。また、2016年に「異性の心を上手に透視する方法」(プレジデント社)を翻訳出版しています。恋愛や結婚、パートナーシップについてのご相談を受け、皆さんのお悩みについて一緒に考えて日々を過ごしています。

本連載は、ミレニアル世代のパートナーシップをテーマに、恋愛や結婚、そしてライフデザインについて書いていきます。

私の詳しい経歴等は、こちらのインタビュー記事をご覧ください。また「ラブ&マリッジ研究所」でも情報発信をしています。

 

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