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【青木想 連載 Only Oneなキャリアのススメ】自分らしく生きるということ

コラム

自分らしく生きる、というのはとても難しいテーマですね。なぜなら、「自分らしく」の「自分」を知ることは一生のテーマだからです。

「自分」は自分が一番わかりません。また、生きていく限り、環境や状況によっても変わっていきます。「自分」を知ることに終わりはないのです。私も、今でもこんな私がいたのか!と新しい「自分」を知るたびに驚きます。

ですから、自分らしく生きる、というテーマは一生かけて問うていくテーマなのだ、と知ってほしいです。今できなくてもよいですし、仮に今できていても、ずっとそういられるものじゃないので、気長に探すことが大事です。

でも、どうしたらその「自分」を知ることができるのでしょうか?今日は私が自分らしく生きるために、日々行っている5つのことをお伝えできればと思います。

 

1.自分の「心の声」に従う

まずは、自分の心の声に従うことです。でも多分これが一番難しいのです。心の声に従うとは、つまり頭で難しく考えることではなく、「あ!いいな!」とか、「ん、やだなぁ…」といった感情や直感に素直に反応して選びとることです。

例えば、ケーキがたくさん並んでいたとします。あなたがパッと見たときに一番食べたかったのはショートケーキでした。でも他の人が「ショートケーキ、いいなぁ!」というのを聞いて、あなたは選ぶのをやめてしまった。

こんなことってありませんか?これも実はわかりやすい心の声に嘘をついている反応です。ショートケーキぐらいなら、大したことではないですが、人は人生の重要な場面でも同じように決断してしまうことがあります。

本当はこの仕事がやりたかったけど、言えないままで終わってしまった面談。本当は辞めたかったのに、すみません私が間違っていました、と言って続けてしまった仕事。思い返せば一つぐらいはあるはずです。

でもその積み重ねがいつしか、本当は自分は何が好きで、何が嫌いなのか、素直な感情や感覚に蓋をすることになります。これでは自分らしくどころか、自分がわからない、という状態になってしまいます。

だからまずは、自分の心の声に素直になることです。もちろん、素直になることで、誰かに否定されたり、疎ましがられることもあります。でも、それも必要な試練です。自分らしく生きる上では、他人の期待や評価を裏切ることもあるのだ、と知ることも大切だと思います。

 

2.アウトプットして整理する

心の声に従うために大事なことが、気持ちをアウトプットして整理することです。

私は毎日の中で少しでも気持ちがもやもやしたり、何かフルパワーでいられないときには、電車の中で自分に問いかけながらEvernoteなどに整理しています。なんでこんなに不安なの?とか、なぜずっと考え続けてしまうの?と。まるでもう一人の自分が、自分の話を聞くようにです。

そうして、なんで?どうして?と自分に問いかけ続けることで、そうか、私こんなことを思っていたのだ!と気付けます。自分が自分のメンターになってあげるイメージで、ちょっとした心のつまずきを、積み重なる前に整理するのです。

そうすると、心の声にいつも素直でいられる状態が保てるようになります。そして、何より溜めこむより、吐き出すほうがすっきりします。頭の中を整理することが、心の声を聞く状態にするためにとても大事だと思います。

 

3.自分の強みを知る

心を空っぽにして、実際に自分らしく生きるための一歩に必要なのが、自分の強みを知ることです。なぜ強みを知ることが大事かというと、強みは、自分が自分らしくいられればいられるほど、生かされる能力だからです。

強みとは本来、自分では無意識にやっていること、当たり前だと思っていることに表れます。ですから強みを活かせれば、無理なく成果を出せたり、役に立てたりします。

でも、逆に言えば、意識せずにできるので、意識して強みを活かす方法を考えないと、活かせる場所がないまま終わってしまいます。自分で強みはなんだろうと、やはりこれもちゃんと考えなければならないのです。

強みを知るためには、ストレングスファインダーなどのツールを活用することはとてもよいと思います。客観的に、体系的に強みを理解できますし、人と比較することでよりわかることも増えます。

また周りの人に気兼ねなく「私って何が得意に見える?」と聞いてみるのもよいでしょう。強みを知ることで、自分が無理なく自分を活かせるフィールドができれば、自分らしく生きる大きな一歩につながります。

 

4.一人きりの時間をつくる

1~3を実行するために、大事になってくるのが、1人で考える時間を作ることです。

人に聞いて考えることももちろん大事です。でも結局答えは自分の中にしかありません。自分と向き合う時間をつくることは、自分らしさをメンテナンスするために必要です。

私はよく、週末の早朝などにこの時間を設けています。空間が思考やイメージを作り出すことも多いので、考える場所にもこだわりたいです。自分がゆっくり落ち着けるワークスペースを見つけるのもいいですよね。また、たまには1人でホテルに泊まり、自分について考えてみるのもオススメです。ホテルを予約した以上、その時間を最大限に生かそうと思えるのではないでしょうか。

考える時間は、日々の業務に追われると、つい後回しにしてしまいがち。ですから、どうやったらその時間の優先順位を上げられるか、その仕組みをつくることも大切です。

1週間に1回でなくとも、1カ月に1回、3か月に1回でもよいでしょう。意識して1人きりの時間をつくることに、価値があると思います。

 

5.心を許せる同志をみつける

ここまでは1人ですることばかりでしたが、最後に一番大事なのは、同志を見つけること、です。

自分と向き合う作業は、実はとても孤独です。時として向き合うことが辛い瞬間もあるでしょう。だからこそ、考えを気兼ねなく吐露できる人が必要なのです。でも、もちろん、最初から簡単に他人に心を許せるとは限りません。

なぜなら、心を許そうとすると、「こんなこと言って、嫌われたらどうしよう」とか、「こんなこと言ってダメな人だと思われないかな」など、その行動をさせまいとする自分が出てくる場合もあるからです。

でも、素直に話すと「私も同じことで悩んでいたの!仲間がいて安心した」「打ち明けてくれて嬉しかったよ」など、思わぬ返事が返ってくることも多いものです。自分がそうして心を許せば、相手にとってもあなたが心を許せる存在になります。同志という言葉を使ったのは、互いに心を許しあえる存在になれるからです。

またそういう相手は、一緒にいて、不思議と安心できたり、明るい気持ちになれたり、パワーをもらえたりします。でもそういう人と出会えるかは相性も、タイミングもあります。

ですから逆に、自分が相手にとっていつもそういう存在でなければ、と思う必要もないのです。自分らしく、素直に心を許せば許すほど、自分にとって本当に心が通い合える同志にも出会えるようになります。

たくさんいる必要はありません。でもそういう人を1人でも見つけることで、自分と向き合う作業は、ずっとずっと、楽になるものだと思います。

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