【私を救ったコトバたちvol 1】「正解とは、真実とは、本人が最も納得できる仮説に他ならないのです。」

コラム

こんにちは。SHEshares編集長の大原光保子です。

ライターになる人って、自分自身がコトバの持つ力に救われてきた経験を持っている人が多い気がしています。

私ももちろんそのうちの一人。特に私は、小学生の頃から本、ブログ、歌などほぼコトバによって心を支えられて生きてきました。

ですから、私を救ってくれたコトバは無限にあるのですが、今回はその一部をご紹介させていただきます。

⒈ 「正解とは、真実とは、本人が最も納得できる仮説に他ならないのです。」

森博嗣 著『地球儀のスライス』より

こちらは小説の中で登場する主人公のセリフですが、私には衝撃的な本質を表すコトバでした。

ずっと世間の常識や、親の考える正解、周りの友人の中での基準に縛られて苦しんできた私にとって、「結局真実なんてない、だからこそ自分が納得できる答えをつくっていけばいい」という考え方は、非常に優しく、幸せな気づきでした。

仮説でいい。正解を追い求めなくていい。
だって、この世に正解なんて、ないのだから。

森博嗣先生は、自分の趣味である鉄道模型を庭で楽しめるくらいのお金が欲しくて、教授の仕事と両立できるアルバイトとして、小説を書き始めた作家さんです。

『すべてがFになる』などが有名で、ファンの多い人気作家なのですが、最近ではその自由な人生観と生き方に憧れが集まっていて、エッセイなども人気が爆発しています。

私は森博嗣先生の自由で、肩の力が抜けた天才的なコトバが大好きで、特に意味なしジョークと呼ばれる、くだらないジョークが大好きです。

どんなことにも意味が求められる現代で、「別に意味なんてなくていいじゃない」と優しく肩を叩いてくれているような気分になるんです。

「二人の将来を占ってほしいのですが」「いずれ死にます」 (占い)「このカツ丼なんかイマイチ」「よし、ちょっとカツ入れてやろう!」(カツ丼)
人類滅亡を嘆き、地球最後の一人が独白。「寂しいなあ、なんて思うのは私だけでしょうか」

たまらない意味不明さです。これまで何度も何度も、森博嗣先生のふっと抜ける優しいコトバに救われてきました。森博嗣先生はとってもオススメなので、ぜひ読んでみてください。

小説好きなあなたには、『すべてがFになる』

エッセイ好きなあなたには、『夢の叶え方を知っていますか?』

⒊ 「私がこの世に生れてきたのは 私でなければできない仕事が 何かひとつこの世にあるからなのだ」

相田みつを

最後にご紹介したいのが、相田みつをさんのコトバです。

私は相田みつをさんが好きで、よく展示会にも行っているのですが、もともと展示会に行くまではそこまで興味は持っていませんでした。

むしろ正直、「ただ筆を使って、それっぽい事を書いているだけだ」と斜に構えて見ていました。

しかしあるきっかけがあって、相田みつを展に行った際、衝撃を受けたのです。こんなにわずかなコトバを生み出すために、この人は何十時間、何年もかけて、そのコトバを表す一番いい書体をまた何十時間、何年もかけて磨いてきたのだ、ということを知り、さらには、そこまでしても最後まで納得できる作品はなかった、という背景に触れられたからです。

それ以降、「私には才能がないから無理だ」と思うことをやめました。

「自分に才能がないことに気づけるくらい、こだわりがあって、深く興味を持っているのであれば、その時点で才能がある」と考えるようになったのです。

なので、私は何歳になっても、小説家としての夢を追い続けます。

⒋ 私を形作るたくさんのコトバと、コトバの未来

完全に趣味むき出しの記事にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。私はこれまで、本当にたくさんのコトバに救われてきました。

心の底から感謝をしているし、そういう運命の出会いってなかなか簡単にできるものではありません。

でもだからこそ、コトバとの一期一会の重大さを知っているので、本が売れない時代だと言われていますが、徹底的にコトバにこだわって、人がほっとしてワクワクできるようなコトバを生み出しつづけたいと思います。

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▷編集長・大原光保子

自分自身が、母親との関係に悩んだ経験から、「女性が自分らしく輝くこと」を人生のテーマに置いている。学生時代から美容を通した国際協力団体を立ち上げたり、「母と娘」について卒論で研究したり、女性向け動画メディアの立ち上げに携わってきた。新卒でゼクシィの会社に入社し営業に従事した後、現在はSHE株式会社に入社して、SHEsharesの編集長を務めている。

https://she-inc.themedia.jp/posts/4482913

 

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