人生は「私」のもの。子育ても仕事も欲張りでいい

コラム

こんにちは、SHEshareライターの鈴木実香里です。「女性が自分らしく幸せな生き方をする」という大きなテーマを文章で伝えたいと思い、ライターをしています。

本記事は子育てをしている女性に向けて、体験談を交えながら書きました。こんな考え方もあると気軽に読みすすめてみてくださいね。

「子どものため」=「良い母親」なの?

近年、共働き世帯が増えてきましたが、いまだに子育ては母親に大きな責任があり、”良い母親”を目指すように要求されます。「良妻賢母」という言葉があるように、出産したらキャリアを中断して子育て中心の生活をする傾向が根強く残っています。共働き世帯でも女性にしわ寄せが来やすいのが現状です。

私は、育休中に保育園に落ちた際「子どものこと考えるとそれで良かった」と言われたことがありました。子どもの成長は本当に一瞬で、親をこんなに求めてくれるのなんて今だけなんだからと、数えきれないほど言われてきました。実際に子育てをしていると、その言葉が突き刺さりました。こんなにも「母親」としての自分が求められるのだから、子育てに没頭しようと決意。当時、私の住んでいる区は保育園激戦区で入園できなかったため、育休を延長せず退職を選びました。

退職して専業主婦になったばかりの頃、幼稚園に入園するまでは子どもと過ごす時間を最優先できると満足していました。時々、区の検診や児童館で出会った人に、「子どものためを考えると保育園に預けるよりそばにいる方が絶対に良い」と言われることも。

私は「子どものため」に泣く泣く仕事を辞めたのではなく、一度子育てを生活の中心にすると自ら選択したので、周囲の反応にギャップを感じていました。まるで、子どものそばにいることがあたりまえ、理想の母親像を目指さないといけないような雰囲気。世間からプレッシャーを感じるように。「母親は、何よりも子育てを頑張るべき」というステレオタイプが息苦しかったです。

5年後、子どもに見せたい私になりたい

自分に言い聞かせるように、”家族が最優先”だと考えていました。今思えば、かなり視野が狭くなっていたと思います。もちろん、子どもは本当に可愛くて毎日一緒にいられて嬉しかったです。

数ヶ月に1回、学生時代からの友人に会う機会があると、皆仕事や趣味などアグレッシブに行動していて刺激を受けました。友人達は、切磋琢磨しながら人生を楽しんでいて素敵でした。そのうち、私も思う存分に人生を楽しみたい。何かに挑戦してみたいと思うようになりました。

5年後には小学生になっているだろう子どもに、何かに情熱をもって取り組む姿を見せたい。”家族が最優先”という考えから、私が幸せなら家族のことも幸せにできると考えるようになりました。何かってなんだろう、熱狂できることを見つけたいと、家庭中心の生活から世の中に意識を向けるようになりました。

”どっちか”じゃなく”どっちも”選ぶ

趣味でも仕事でも好きなことほど熱狂できると考え、いろいろな場所へ行ったり、本を読んだりして好きなことを探しました。子育てと同じくらい情熱を注げるもの。私にとってそれは、「書くこと」だったのです。ある1冊の本を読み、すぐにピンときました。文章の力に救われただけではなく、自らも文章を書き発信していきたいと思ったのです。ライターを目指していこうと決めた瞬間でした。なぜ「書くこと」なのかは、後日詳しくお話できればと思います。

一度は自分の意思で子育てを選んだ私ですが、家族のためだけでなく自分自身の幸せを大切にする人生を選んだのです。「人生を選ぶ」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、それは「生き方を定める」大切なこと。子育てをする女性が、もっと自分の生き方について考え主張する社会を目指すべきだと思います。だって、人生は「私」のものだから。”家族のため”にやりたいことが、自分のやりたいこと。その考え方も、立派な主張です。

やりたいことがあるなら覚悟を決め、実現できる体制を全力で整えていくのみ。体制をすぐに整えるのは難しいかもしれませんが、できる限り行動してみてください。情熱を忘れなければ、時間がかかってもきっとチャンスが巡ってきます。あきらめないでください。子育ても仕事も欲張っていいのです。

「母親」になっても変わらないアイデンティティ

私は、母親になってから多くの人に言われる「子どもがいるように見えない」の一言に違和感がありました。身だしなみを褒めていただく際に言われることが多かったです。嫌な気持ちになったわけではなく、単純に疑問に思いました。子どもがいるように見えないということは、母親に見えないということ。それじゃあ、母親に見えるってどんなファッションなのか。

誰だって、TPOに応じた身だしなみをしますよね。母親にどんなイメージがあるのか、母親でない女性と大きく違うのか。子育てをしていても、1人の女性としてファッションを楽しみたい。世間は、「子どもがいるから〇〇だろう」というステレオタイプが強いのだと思いました。

それは、母親である女性にとって良くも悪くもあると思います。配慮してもらうことが多くありがたいのはもちろんですが、「あの人は、子どもがいて時短勤務だからこの仕事はできないだろう」という先入観のせいで、本当はクリアできることでもチャンスを逃す可能性があります。日頃から、子育てと両立するため周囲の理解が必要な問題を、全力でクリアしていく姿勢を見せる。その姿勢やコミュニケーションで信頼関係を築いておきたいですね。自分に対して「一個人」としてより「母親」の先入観を持たれるうちは、まだまだ改善の余地があるのだと感じます。

他人からの認識についての話をしましたが、大切なのは自分で「私」を認識して見失わないことです。自分が何者なのかわからなければ、アイデンティティを感じられるよう外側からではなく内側から見つめてみてくださいね。自分が他ならぬ自分であるという感覚は、母親になっても変わらず大切にしていきたいです。

子育てや仕事について話せる居場所や一緒にポジティブに頑張れる仲間がいたら、きっとモチベーションが上がります。刺激的で楽しいコミュニティーに参加してみてはいかがでしょうか。

▼ポジティブで高め合える仲間が欲しいママのためのmeet up

レッスン名:「SHE mama meet up ! 〜仕事も子育ても頑張りたいママのためのお悩み解決交流会〜」

開催日時:2018年7月19日(木)10:30〜12:30

開催場所:SHElikes 表参道教室 (表参道駅から徒歩5分の場所です)

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