薬剤師ライターへの挑戦〜フリーランスへの第一歩〜

副業・フリーランス

初めまして。
薬剤師兼フリーランスライターとして活動している小野千夏(オノ チナツ)です。

私は薬剤師という資格にとらわれて働くのが嫌で、新卒で会社員になりました。でも今は薬剤師をしています。そして、ライターもしています。

今回は、働き方に対する心境の変化や、薬剤師とフリーランスの両方が必要な理由などについて書きました。資格があるから使わなきゃいけないということになんとなく疑問を感じている人や、今、会社員として働いているけれど、これからフリーランスになろうとしている人にぜひ読んでいただきたいです。

「あ、私、自由になるんだ」

大学を卒業して、新社会人になるタイミングでふっと浮かんだ。なにかから解き放たれるとかではなく、自由なんだ、ただただそう思った。

やりたいことは特になかった。けど、無性にワクワクした。

私は今、薬剤師をしている。同時にライターでもある。さらには、イベント企画も。一見バラバラにみえてしまう。
でも、全部、ひとつの目的のため。
「だれかのなにかのきっかけに」

<追われる大学生活>

大学では薬学部に入学した。薬学部は最終的に国家試験があって、合格しないと薬剤師になれない。その合格のために、私はいろいろ犠牲にした。けど、犠牲にしたっていう意識はない。

自分がそうしてただけ。

楽しいことをしたら試験に落ちるんだ、って、普通に思っていた。一種のおまじないだった。楽しんじゃいけない、ずっと勉強していなきゃいけない。

自分の好きなことに取り組む時間は作ってはいけない。私は自分のことを考える時間を作らなかった。
そうして、私は薬剤師になった。

<就活の右と左>

「もっと色んな働き方をみてみたいな。」そう思った私は、薬剤師ではなく、企業に入ることにした。

そのときは、薬剤師をやりたいかやりたくないか、そのニ択で考えていた。完全に自己分析ができていると思っていた。でも、全然できてなかった。少しずつ自分がしたいことについて考えるようになった。

<大切なことの見つけ方>

私は就活の自己分析で、「自分がどう働きたいか」しか見ていなかった。でも、本当に必要だったのは、「自分がなにを伝えたいか」かもしれない。まずは自分の好きを知った。本を読むのが好きだった、雑誌を読むのが好きだった、日記を書くのが好きだった、手紙を書くのが好きだった。そうだった、私、文章が大好きだった。

その他にも、
・人の価値観を知ることが好き
・女性のライフスタイルに関心がある

それから、徐々に自分が見えてきた。そして、好きだけじゃないその先の一歩が見えた。「私、女性のライフスタイルにきっかけを伝えたい!」気づいてしまった。それが私のビジョンだった。

だから、私はライターになった。そこから、一瞬で環境が変わった。いや、変えた。

<ゴールに必要なものを選ぶ>

今、私が薬剤師をしているなんて、一年前の私が知ったら驚くと思う。就活のときの私は、この仕事をやりたいかやりたくないかで決めていた。でも、今は違う。薬剤師は「きっかけを伝えられる」最高に素敵な仕事だった。ちょっと落ち込んでいる患者さんが笑顔で帰っていくのがなにより嬉しかった。自分が想像していた5000倍くらい楽しくて幸せな仕事。

ライターも「きっかけを伝える」ひとつの手段。ライターをしたいんじゃなくて、ライターとしてきっかけを届けたい!だから私はライターがしたい。

「きっかけを伝えたい」そのゴールが決まったからこそ、やりたいことが選べた。

<一歩踏み出したい人へ>

ここから先は、やりたいことが徐々に見えてきて、一歩踏み出したいけど、どうしよう、って悩んでいる人に読んで欲しい

フリーランスへの一歩を踏み出すには2ステップあると思っていて。
初めのステップは、自分の好きなことを見つけたいかどうか。「自分の好きなことがなにかわかりません。」って悩んでる人が多いけど、その時点で大きな一歩だと思う。自分の好きなこと、本当にやりたいことに「気づく」ということすら知らない人もいる。昔の私みたいに。だから、悩みを抱えているだけで一歩踏み出してるから大丈夫!って伝えたい。

2ステップ目は、やりたいことをやるって覚悟を決められるかどうか。このハードルを乗り越えたら、その後はすんなりいくと思っている。結局、「やるかやらないか」っていう言葉そのものでしかない。一歩踏み出す不安いっぱいのときに思い浮かぶ言葉は「やる人はやる、やらない人はやらない」この一言で、大体のことは決められる。本当にやりたいことだったら、「よーし、やってみちゃうか自分」って感じになる。

そのときに大切なのは「この道を正解にする!」って自信を持つこと。地に足を着けつつも、根拠のない安心感を持つようにしている。

<一歩踏み出してみて>

会社を辞めて、薬剤師をしながらフリーライターをしている今。将来、どっちかになりたいわけではない。どっちもやりたい。

・患者さんに薬だけじゃないなにかを受け取ってもらって笑顔で帰ってもらうこと
・ライターとして色々な人のライフスタイルを発信すること
・東北でイベントをすること
・地元青森でイベントをすること
・来てよかったなって思える薬局をつくること
・医療関係者の働き方の幅を広げること

全部バラバラに見えるけど、全部繋がっている。「だれかのなにかのきっかけ」を伝えたくて。

私は今日も伝えるぞ~とぼんやり。

▶︎執筆 小野千夏
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